日中言語研究と日本語教育の進展を図る

研究誌『日中言語研究と日本語教育』の投稿規定

本研究誌への投稿は,投稿時に日中言語研究と日本語教育研究会の会員でなければなりません。共著の場合は,第Ⅰ著者が会員であることが必要です。
会費の詳細や納入方法については、こちらをご覧ください。

 投稿の締切:毎年の5月31日
 投稿先:jcljtjimu[at]gmail.com
     ※[at]は@に置き換えて、お送りください。

投稿規定

2007年9月1日制定
2014年7月20日修訂


 『日中言語研究と日本語教育』には,重要なキーワードが二つある。一つは,日中言語研究,もう一つは日本語教育である。日中言語研究とは,日本語教育を立脚点とする日本語,中国語,日中両言語の対照研究のことを意味するのに対し,日本語教育とは,中国語母語話者を対象とする日本語教育のことを意味する。これは,この研究誌の中核を成す部分である。
 一方,この研究誌はもう一つ重要な使命がある。それは,各関連領域とのインターフェースの構築である。即ち,日本語教育に直接または間接に関わっている研究成果を同じ場で発表してもらい,お互いに刺激しあっていくなかで,日本語教育の研究を更に深めていくことである。これは,この研究誌の周辺を成す部分である。
 以上のことをふまえて,次の投稿を大いに歓迎する。
 1.日本語教育に貢献できる日本語の研究,中国語の研究,日中両言語の対照研究
 2.中国語母語話者を対象とする日本語教育の研究
 3.日本語教育に直接または間接に関わる,日本語学の研究,言語学の研究,認知言語学の研究,
   語用論の研究,教育学の研究,心理学の研究など
 この研究誌への投稿は,日中言語研究と日本語教育研究会の会員であること,独創性があり,なおかつ因果関係をはっきりさせ,論文の基本を守っている未公刊のものを条件とする。
 また,投稿される際は,以下の点に留意されたい。
 1.同一人物が執筆者に含まれている原稿は、同じ号に複数本投稿できない。
 2.同一人物が含まれる投稿(第一筆者には限らない)は、連続する号では受け付けない。最低1年
   間は間隔を空けなければならない。
 3.査読後の修正原稿の提出は2度(つまり査読者とのやりとりは2往復)までとする。原稿がなお
   十分に修正されていないと判断された場合、「条件付き採用」の「条件」が満たされなかった
   ものとして、「不採用」となる。
 4.修正原稿を提出する際に、どこがどのように直したかを詳細に記した「修正報告書」を別紙で
   提出しなければならない。
 5.投稿者は著者名・謝辞を、投稿論文が「条件付き採用」と判定された段階ではなく、「採用」
   と判定された段階で記入するものとする。
 6.投稿原稿は,「論文」と「研究ノート」とする。
 7.使用言語は,日本語とする。
 8.論文は,10ページ以内とする。
 9.ワードソフトの使用を基本とし,製作に費用を要する図版・特殊文字をなるべく避ける。
 10.要旨とキーワードが必要である。要旨は,日本語と英語の両方を用意する。日本語のものが
   400字以内,英語のものが200ワード以内とする。キーワードは,日本語も英語も5ワード以内
   とする。
 11.要旨には,「何について論ずるのか」「どのような結論が得られたのか」を明確に書く。
 12.英文は,次の内容を用意する。
  (1)英文のタイトル
  (2)英文の要旨
  (3)英文のキーワード
  (4)投稿者氏名の英文表記
  (5)投稿者所属の英訳
  以上の英文は,投稿者自身が作成し,ネイティブスピーカーのチェックを経た上で,投稿論文と
  ともに送付する。
 13.投稿は,電子メールの投稿に限る。
 14.投稿の際には,著者の氏名(よみかた),所属,職名(共著の場合は全員),連絡先住所(共
   著の場合は全員),電話番号,メールアドレス(共著の場合は代表者1名),最終学歴を記載した
   申込用紙も提出する。
 15.投稿の締め切り日は,毎年の5月31日とする。
 16.執筆の要領
   横組みを主体とし,区切り符号は「,」「。」とします。
  (1)ページレイアウトの設定
     文字数と行数:横書き,段数1,文字数40,行数40
     余白:上30mm,下30mm,左30mm,右30mm,とじしろ0mm,とじしろの位置:左
  (2)論文内容の配列
    ①題名[MSゴシック,16ポイント]
    ②著者(所属)[MSゴシック,10.5ポイント]
    ③日本語の要旨[MS明朝,9ポイント]
    ④日本語のキーワード[MS明朝,9ポイント]
    ⑤見出し[MSゴシック,10.5ポイント,番号と文字の間にスペースを空けない]
    ⑥本文[MS明朝,10.5ポイント]
    ⑦注
    ⑧参考文献
    ⑨謝辞または付記
    ⑩英文のタイトル
    ⑪投稿者氏名の英文表記
    ⑫投稿者所属の英訳
    ⑬英文の要旨
    ⑭英文のキーワード
 (3)各項目の執筆要領
    ①題名(文字サイズ16ポイント,中央揃え,MSゴシック)
    ②著者(所属)(文字サイズ10.5ポイント,中央揃え,MSゴシック)
    ③日本語の要旨(文字サイズ9ポイント,MS明朝)
    ④日本語のキーワード(文字サイズ9ポイント,MS明朝)
    ⑤本文(文字サイズ10.5ポイント,MS明朝)
       a. 見出しの取り方
        大見出し 1.(全角,10.5ポイント,MSゴシック)
        中見出し 1.1(半角,10.5ポイント,MSゴシック)
        小見出し 1.1.1(半角,10.5ポイント,MSゴシック)
       b. 文中と用例の数字や括弧
        数字は一桁の場合,全角,10.5ポイント,フォントCentury。
        数字は二桁以上の場合,半角,10.5ポイント,フォントCentury。
        括弧は,いずれも全角,10.5ポイント,MS明朝。
    ⑥注
     注は脚注(各ページの下に注をつけること)とし,注番号は本文の該当箇所に(右上)肩
     付き数字で,1 2 3という数字表記を選択し,自動表記させて下さい。
     注は,いずれも,全角,9ポイント,MS明朝。
    ⑦参考文献(全角,9ポイント,MS明朝)
     a. 参考文献の配列
      日本語の参考文献,A語の参考文献,B語の参考文献,英語の参考文献
     b.サンプル
      寺村秀夫(1991)『日本語のシンタクスと意味Ⅲ』くろしお出版.
      森山新(2008)「認知言語学的観点による日本語の連体修飾研究―連体修飾節・ノを用
        いた連体修飾を中心に―」『日本学報』第72輯.
      沈家煊(1999)“‘在’字句和‘给’字句”《中国语文》第2期.
      Labov, W. 1972. The transformation of the experience in narrative syntax. In
        Labov, W. Language in the inner city: Studies in the black English
        vernacular. Philadelphia: University of Pennsylvania Press. 354-400.
      頁数を示す場合:
      工藤浩(1982)「叙法副詞の意味と機能―その記述方法をもとめて―」『国立国語研究
        所71研究報告集3』,pp.45-92,秀英出版.
      澤田浩子・中川正之(2004)「中国語における語順と主題化―主題化とその周辺の概念
        を中心に―」『主題の対照』pp.19-42,くろしお出版.
      袁毓林(1996)“话题化及相关的语法过程”《中国语文》253,pp.241-254,中国社会科
        学出版社.
    ⑧謝辞または付記(文字サイズ9ポイント,MS明朝) 
    ⑨英文のタイトル
    ⑩投稿者氏名の英文表記
    ⑪投稿者所属の英訳
    ⑫英文の要旨(文字サイズ9ポイント,Times New Roman)
    ⑬英文のキーワード(文字サイズ9ポイント,Times New Roman)

日中言語研究と日本語教育研究会事務局

〒662-8501
兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155 関西学院大学国際学部 于康研究室内

TEL 0798-54-7021
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 ※[at]は@に置き換えてください。