助詞の研究に関する主な参考文献
1950年
国立国語研究所編 1951 『現代語の助詞・助動詞』秀英出版
永野 賢 1952 類義語のニュアンス―「から」と「ので」との異同をめぐって―、『国語学』9
時枝誠記 1952 対人関係を構成する助詞助動詞、『国語学』9
佐伯梅友 1952 接続助詞「ものの」をめぐりて、『国語学』9
山崎久之 1952 助詞「の」「が」の表現的價値 :
尊卑説批判、『群馬大学紀要. 人文科学編』2
藤原与一 1953 日本語表現法の文末助詞―その成立と生成―、『国語学』11
菅野 宏 1953 言語過程説における詞辞、『国語学』16
此島正年 1953 助詞「に・と」の相関 ―万葉を主として、『国語学』11
青木伶子 1953 主語承接の「は」助詞について、『国語学』12
山本俊治 1953 「共通語と方言」の一問題―助動詞・助詞を中心として―、『国語学』13
桑田 明 1953 助詞の機能、『国語学』13
杉井鈴子 1954 助詞「へ」の成立、『国語学』19
芳賀 綏 1954 間投助詞と終助詞、『国語学』19
石垣謙二 1955 『助詞の歴史的研究』岩波書店
青木伶子 1956 「へ」と「に」の消長、『国語学』24
芥子川律治 1956 助詞「ナモ」の分布とその成立について、『国語学』24
若野源蔵 1956 主語につく「を」と「の」の助詞、『国語学』27
長船省吾 1957 詞と辞とを区別する基準について、『国語学』29
松尾久美江 1957 万葉集における助詞「と」に就いて、『国文学会会誌』2
宮城文雄 1958 接続助詞「に」の表現性:源氏物語文体論ノート(三)、『徳島大學學藝紀要.
人文科學』8
此島正年 1958 助詞、『続日本文法講座1』明治書院
小山敦子 1958 頻度から見た目的格表示の「を」の機能と表現価値―源氏物語とその先行作品を資料として―、『国語学』33
1960年
三上 章 1960 『象は鼻が長い―日本文法入門』くろしお出版
川端善明 1963 喚体と述体―係助詞と助動詞とその層―、『女子大学文学』15号
三上 章 1963 『日本語の構文』くろしお出版
三上 章 1963 『日本語の論理』くろしお出版
日野資純 1963 いわゆる接続助詞「ので」の語構成―それを二語に分ける説を中心として―、『国語学』52
大坪併治 1966 詞ヨリのある場合―訓点語を中心に―、『国語学』66
小山敦子 1966 「の」「が」「は」の使い分けについて―展成文法理論の日本語への適用―、『国語学』66
長瀬富子 1967 室町時代の疑問表現―助詞を中心として―、『言語と文芸』第54号、大修館
永野 賢 1967 詞と辞の連続論・非連続論について、『国語学』72
有馬煌史 1967 万葉集にあらわれた間投助詞「を」ーとくに「ましを」「ましものを」についてー、『岐阜工業高等専門学校紀要』2
青木伶子 1968 活用形と陳述―係助詞「は」との関はりに於いて―、『国語学』72
東郷吉男 1968 平安時代の「の」「が」について―人物をうける場合―、『国語学』75
春日正三 1969 日蓮聖人ご遺文の国語学的研究 (3) :
助詞「の・が」の待遇意識、『立正大学人文科学研究所年報』7
堀川喜美子 1969 万葉集の助詞「がね」と「がに」の性格について、『實踐文學』37
松村明[ほか]編 1969 『古典語現代語助詞助動詞詳説』學燈社
1970年
松村明編 1970 『古典語現代語 助詞助動詞詳説』学燈社
北原美紗子 1970 助詞モの意味と用法 :
源氏物語「夕顔」「若紫」における、『清泉女子大学紀要』18
原田芳起 1970 いわゆる準体助詞に関する史的考察 :
現代方言の多様性に及ぶ、『大阪樟蔭女子大学論集』8
中村隆彦 1971 万葉集に於ける連体格助詞「ガ」「ノ」に関する一小論:「何」の訓みをめぐって、『旭川工業高等専門学校研究報文』8
渡辺 実 1971 『国語構文論』塙書房
鈴木重幸 1972 『日本語文法・形態論』むぎ書房
佐藤喜代治1973 助詞の分類、鈴木一彦・林巨樹編集『品詞別日本文法講座9 助詞』明治書院
田中章夫 1973 終助詞と間投助詞、鈴木一彦・林巨樹編集『品詞別日本文法講座9 助詞』明治書院
此島正年 1973 『国語助詞の研究―助詞史素描』桜楓社
北原美紗子 1974 格助詞「が」についての試論 :
近松の作品より、『清泉女子大学紀要』22
松下大三郎 1974 『改撰 標準日本文法』勉誠社
福井久蔵編 1975 『国語学大系手爾波二』「てには綱引綱」「あゆひ抄」「あゆひ抄考」国書刊行会
桑山俊彦 1975 江戸後期における格助詞「の」と「が」の待遇価値、『国語学』100
山本 清 1976 係助詞「か」から副助詞「か」へ :
二葉亭四迷の場合、『学芸国語国文学』12
松下大三郎 1977 『増補校訂 標準日本口語法』勉誠社
田中章夫 1977 助詞(3)、『岩波講座日本語7 文法Ⅱ』岩波書店
大野 晋 1977 日本語の助動詞と助詞、『岩波講座日本語7 文法Ⅱ』岩波書店
西田直敏 1977 助詞(1)、『岩波講座日本語7 文法Ⅱ』岩波書店
安田 章 1977 助詞(2)、『岩波講座日本語7 文法Ⅱ』岩波書店
吉井量人 1977 近代東京語因果関係表現の通時的考察―「から」と「ので」を中心として―、『国語学』110
鶴岡昭夫 1977 体言と連体格助詞「の」の連鎖―現代文体の計量的研究試案、『国語学』108
服部四郎・大野晋・阪倉篤義・松村明編 1978 『日本の言語学 第三巻文法Ⅰ』大修館
桑山俊彦 1978 江戸後期における格助詞「の」と「が」:文構造面を中心に、『群馬大学教育学部紀要. 人文・社会科学編』28
服部四郎・大野晋・阪倉篤義・松村明編 1979 『日本の言語学 第四巻文法Ⅱ』大修館
河原 寛 1979 副助詞「だに」について:「まして」との照応を中心に、『園田学園女子大学論文集』14
秦野悦子 1979 子どもにおける助詞「は」「が」の獲得の研究、『教育心理学研究』27(3)
藤友雄暉 1979 幼児の助詞の習得に関する発達的研究、『教育心理学研究』27(1)
池 弘子 1979 知的障害児の話しことばに関する研究:助詞の使用について、『心身障害学研究』3
藤友雄暉 1979 幼児の助詞の習得に関する発達的研究、『教育心理学研究』27
海保博之 1979 「名詞+助詞+動詞」型短文の自由再生実験、『筑波大学心理学研究』1
此島正年 1979 『国語助詞の研究ー助詞史素描』桜楓社
宮地 裕 1979 『新版文論』明治書院
近藤泰弘 1979 接続助詞「を」の発生、『国語学』118
1980年
小矢野哲夫 1980 『~テカラ~』という構文をめぐって、『日本語・日本文化』9、大阪外国語大学留学生別科
仁田義雄 1980 『語彙論的統語論』明治書院
鈴木一男 1980 上代文献所見の間投助詞「と・に・を」小論、『樟蔭国文学』18
三原健一 1980 格助詞の意味分析:主題関係の見地から、『富山大学教養部紀要.
人文・社会科学篇』13(2)
北原美紗子 1981 助詞と助動詞のかかわりかたについて (その一)、『清泉女子大学紀要』29
沖森卓也 1981 格助詞ユ,ユリ,ヨ,ヨリについて、『国文白百合』12
寺村秀夫 1981 ムードの形式と意味
(3):取立て助詞について、『文藝言語研究. 言語篇』6
寺村秀夫 1982 『日本語のシンタクスと意味Ⅰ』秀英出版
鷲尾芳子 1982 主題をとりたてる場合の「は」「も」について、『国語学』130
北原美紗子 1982 助詞と助動詞のかかわりかたについて (その二)、『清泉女子大学紀要』30
池 弘子 1982 助詞の習得過程:「が」と「を」について、『教育心理学研究』30(1)
小島義次 1982 失語症患者の助詞理解について、『神経心理学8』
池 弘子 1982 助詞の習得過程-「が」と「を」について、『教育心理学研究』30
白坂康俊 1982 構文分析法の一案:助詞「は」について、『国立身体障害者リハビリテーションセンター研究紀要』3
此島正年 1983 『助動詞・助詞概説』おうふう
木部暢子 1983 助詞のアクセントについて、『国語学』132
竹岡茂樹 1983 副助詞の機能とその分類、『国語学』132
辻井輝行 1983 上代助詞「ナ」の特殊用例に関する一考察、『国語学』132
金田一春彦 1983 助詞論二題、『国語学』133
高橋俊三 1983 「おもろさうし」の助詞「ちよ」について、『沖縄国際大学文学部紀要.
国文学篇』12(2)
河原 寛 1983 副助詞「だに」について(補遺)、『園田学園女子大学論文集』18
中村直子 1984 大伴坂上郎女の用字:助詞の類の仮名表記にみる、『東海女子短期大学紀要』10
山根木忠勝 1984 「大和物語」一五六段の一解釈助詞「のみ」を中心に、『活水論文集.
日本文学科編』27
丹保健一 1984 否定表現の文法 (4):係助詞「は」との係わりを中心に、『三重大学教育学部研究紀要.
人文・社会科学』35
寺村秀夫 1984 『日本語のシンタクスと意味Ⅱ』秀英出版
佐藤宣男 1984 助辞の研究史、鈴木一彦・林巨樹編集『研究資料日本文法5 助辞編(一)助詞』明治書院
山田みどり 1984 助詞の諸問題、鈴木一彦・林巨樹編集『研究資料日本文法5 助辞編(一)助詞』明治書院
坂梨隆三 1984 助詞の分類、鈴木一彦・林巨樹編集『研究資料日本文法5 助辞編(一)助詞』明治書院
根来 司 1984 助辞研究史、鈴木一彦・林巨樹編集『研究資料日本文法6 助詞編(二)助動詞』明治書院
吉田金彦 1984 助辞とは何か、鈴木一彦・林巨樹編集『研究資料日本文法5 助辞編(一)助詞』明治書院
久島 茂 1984 主格助詞ガの意味の由来、『国語学』137
杉本 武 1984 現代語における対格の「ヲ」と移動格の「ヲ」、『国語学』138
小倉 肇 1985 終助詞・間投助詞、鈴木一彦・林巨樹編集『研究資料日本文法7 助詞編(三)助詞・助動詞』明治書院
細川英雄 1985 係助詞、鈴木一彦・林巨樹編集『研究資料日本文法7 助詞編(三)助詞・助動詞』明治書院
石垣謙二 1985 『助詞の歴史的研究』岩波書店
山根木忠勝 1985 本居宣長における助詞「のみ」の把握、『活水論文集.
日本文学科編』28
安達雅夫 1985 説明の文脈に使われる係助詞の「なむ」について:「これなむ都鳥」の解釈を中心に、『学芸国語国文学』20
馬場俊臣 1985 助詞「ハ」「ガ」選択条件の一側面、『学芸国語国文学』20
池 弘子 1985 知能障害児の助詞の習得過程:「が」と「を」の関係、『信愛紀要』25
木村睦子 1985 態にによる格助詞変換、『計量国語学』第15巻2号
山口雄輔 1985 『夜の寝覚』の係り結び:係助詞の用法とその展開、『文教大学教育学部紀要』19
野田尚史 1985 『日本語文法セルフ・マスターシリーズ (1)
はとが』くろしお出版
重見一行 1986 中古語「を」における格・接続両機能の互換性について、『国語学』144
細川由起子 1986 日本語の受身文における動作主のマーカーについて、『国語学』144
奥津敬一郎・沼田善子 1986 『いわゆる日本語助詞の研究』凡人社
遠藤和夫 1986 白露の色はひとつを :
体言接続の「接続助詞」の「を」の用法を検討し,接続助詞の本質におよぶ、『和洋女子大学紀要. 第1分冊,
文系編』26
井上博嗣 1986 古代語における比較表現 : 格助詞「より」にみられる(森重教授退官記念國語國文学論集)、『叙説』12
田原俊司・伊藤武彦 1986 日本語の助詞ハとガの獲得に対する機能的アプローチ、『東京大学教育学部紀要』25
島津 明 1986 助詞「の」が結ぶ名詞の意味的関係の解析、『計量国語学』15(7)
島津 明 1986 助詞「の」の結ぶ名詞の意味関係のsubcategorization、『情報処理学会自然言語処理研究会報告,
NL-53』
藤田郁代 1986 失語症者の統語処理能力-助詞の理解と産生、『失語症研究』6
レー・バン・クー 1986 「状況の連体節」の構文 :
接続助詞の形成における「の」の役割、『言語学論叢』5
山口雄輔 1986 『浜松中納言物語』の係り結び :
係助詞の分布とその型、『文教大学教育学部紀要』20
呉 雅琴 1986 取立て助詞「ダケ・バカリ・シカ」の一考察 :
中国語の副詞「只」との対照、『日本語と日本文学』6
京極興一 1986 接続助詞「から」と「ので」の史的考察:小学校国語教科書を対象として、『国語と国文学』63(6)
森野 崇 1987 係助詞「は」の一用法―『源氏物語』を資料として―、『国語学』148
山口 光 1987 助詞の分類、『国語学』148
蓮沼昭子 1987 条件文における日常的推論―「テハ」と「バ」の選択要因をめぐって―、『国語学』150
尾上圭介 1987 主語に「は」も「が」も使えない文について、『国語学』150
岩立志津夫・稲葉礼子 1987 就学前児における助詞ハとガの獲得:新旧情報との関連において、『教育心理学研究』35(3)
柏崎秀子 1987 発話者の心的態度からみた助詞「は」と「が」の使い分け、『教育心理学研究』35(1)
中川良雄 1987 格助詞「が」/「の」の交替について、『研究論叢』28
益岡隆志・田窪行則 1987 『日本語文法セルフマスターシリーズ
3 格助詞』くろしお出版
小路一光 1988 『万葉集助詞の研究』笠間書院
大木正義 1988 間投助詞から見た構文上の一問題、『国語学』152
朴 丹香 1988 接続助詞「けれども(が)」と「のに」の意味と用法、『国語学』152
岸学・綿井雅康・宇井登貴子 1988 言語発達遅滞児に対する助詞の指導について:コンピュータを利用した指導プログラムの作成、『東京学芸大学紀要.
第1部門, 教育科学』39
古屋 彰 1988 万葉集正訓字主体表記における助詞の表記の推移について、『金沢大学文学部論集.
文学科篇』8
西村よしみ 1988 助詞のCAI教材について:動詞を核とした助詞の指導、『筑波大学留学生教育センター日本語教育論集』3
市川保子 1988 取り立て助詞「ハ」の対比の条件:「花子がコップは割った。」は何故おかしいか、『日本語と日本文学』10
南不二男 1989 階層の意味、野村正良先生受章記念刊行会編『野村正良先生受章記念言語学論集』
森野 崇 1989 係助詞『ぞ』についての考察―『源氏物語』の用例から、『国語学研究と資料』13
佐藤宣男 1989 『古今集てにをは考』におけるテニヲハの解釈:助詞を中心に、『山梨英和短期大学紀要』23
梅林博人 1989 奈良時代における主格助詞「ガ」の萌芽、『語文論叢』17
関根重一 1989 係助詞「は」と格助詞「が」の機能分担について、『日本文學誌要』41
菅野憲司 1989 ヤーコブソンの「鏡像関係」の一考察 :
日本語助詞の習得と喪失を中心にして、『千葉大学教養部研究報告. A 21』
小田豊・奥村郁 1989 幼教課程における保育内容指導に関する基礎的研究(6) :
格助詞"に"の習得過程について、『滋賀大学教育研究所紀要』22
井佐原均・池田尚志・石崎俊 1989 助詞「から」の意味分類と判定法、『情報処理学会全国大会講演論文集第38回平成元年前期(1)』
池田尚志・井佐原均・石崎俊 1989 格助詞と格解釈:「で」の議論を中心に、『情報処理学会全国大会講演論文集第38回平成元年前期(1)』
篠原英彰・絹川博之・木山忠博 1989 日本語質問文における格助詞'と'
: に関する一考察、『情報処理学会全国大会講演論文集第38回平成元年前期(1)』
渡瀬昌忠 1989 人麻呂歌集略体歌における助辞の読添え :
助詞ソ・ソネとトの読添え表記、『實踐國文學』35
大野 透 1989 主語承接の助詞ガ・ハに就て、『中村学園研究紀要(人文・社会科学編)』21
薬 進 1989 助詞「は」の二重性格について:副助詞性を中心に、『上智大学国文学論集』22
池田尚志 1989 助詞「が」の働きについて―認知的なレベルからの考察、『信学論J72-D-II
』11
森田富美子 1989 「わかる」の対象を表す助詞に関する覚え書き、『東海大学紀要.
留学生教育センター』9
青木伶子 1989 格と格助詞・再論 : 表層構造における、『國語と國文學』66(9)
小田 勝 1989 出現位置から見た係助詞「ぞ」、『国語学』159
北原保雄編 1989 『講座 日本語と日本語教育(4)』明治書院
1990年
重見一行 1990 中古助詞『や』の構文的機能、『国語学』162
重見一行 1990 中古助詞「は」と「ば」の距離、『富山大学教育学部紀要. A,
文科系』38
田野村忠温 1990 『現代日本語の文法1「のだ」の意味と用法』和泉書院
土屋俊など 1990 選択・疑問・詠嘆・存在の『か』、『言語』19-5
小林賢章 1990 ヲ・ニに通ずる助詞ノ、『同志社女子大學學術研究年報』41(4)
伊藤武彦 1990 日本語における助詞の獲得:ハ・ガ・ヲの発達心理学的研究、『教育心理学年報』30
須藤貢明 1990 聴覚障害児の言語発達に関する一考察 :
健常児の助詞の習得過程からの、『東京学芸大学紀要. 第1部門, 教育科学』41
許斐慧二 1990 係助詞「しか」の接続・共起制限について、『九州工業大学情報工学部紀要.
人文・社会科学篇』3
寺村秀夫 1991 『日本語のシンタクスと意味Ⅲ』秀英出版
村上雅孝 1991 近世初期における伝文の体の訓読と『ゾ』、佐藤喜代治『国語論究3 文章研究の新視点』明治書院
蒲原淑子 1991 格助詞「へ」と「に」の消長についての一考察―「平家物語」を中心資料として―、『国語学』166
伊藤武彦・田原俊司・朴媛淑 1991 被動作主をあらわす助詞ヲの獲得 :
助詞ガとの手がかりの強さの比較、『教育心理学研究』39(1)
高橋一裕・野村直之 1991 形態素解析における助詞列の曖昧性解消、『情報処理学会全国大会講演論文集第42回平成3年前期(3)』
武藤伸明・中川裕志 1991 Core meaningを用いた日本語格助詞の解釈、『情報処理学会全国大会講演論文集第42回平成3年前期(3)』
金 勝漢 1991 接続助詞「が」「のに」の意味・用法をめぐって、『上智大学国文学論集』24
米澤みどり 1991 使役文の動作者がとる助詞について、『関西外国語大学留学生別科日本語教育論集』2
市川保子 1991 可能動詞の助詞に関する一考察、『筑波大学留学生教育センター日本語教育論集』6
市川保子 1991 とりたて助詞と発話・伝達のモダリティに関する一考察、『文藝言語研究.
言語篇』19
市川保子 1991 並立助詞「と」と「や」に関する一考察、『文藝言語研究.
言語篇』20
井東廉介 1991 日本語格助詞の文法論的位置づけ:井上和子の「変形文法と日本語」における「格」、『石川県農業短期大学研究報告』21
島守玲子 1991 『日本語の文法―助詞の機能と意味 Des particulesjaponaises』大修館
鈴木一彦・林巨樹編 1991 『品詞別日本文法講座 9 助詞
(9)』明治書院
安達隆一 1992 係助詞『ゾ』の構文史、『神戸外大論叢』43-1
渡辺 実 1992 日本語の構文と助動詞、『学習院大学言語共同研究所紀要』14
和田明美 1992 万葉集における助動詞『けむ』の意味、『愛知大学文学論叢』100
小川栄一 1992 係助詞と情報構造、『国語学』168
前田広幸 1992 「最小数量詞+モ」のアクセントについて―現代東京語・京阪語の比較―、『国語学』168
森安信之 1992 統計処理から見た係助詞「は」の役割―古物語における構成との関連性―、『国語学』168
八木公子 1992 日本語の助詞における正用順序、『世界の日本語教育.
日本語教育論集』2
戴 宝玉 1992 複合助詞トシテをめぐって、『世界の日本語教育.
日本語教育論集』2
鎌田精三郎 1992 日本語助詞「は」と「が」:
情報伝達の観点から、『城西人文研究』19(2)
山本幹生 1992 音声対話文における助詞落ち・倒置の分析と解析手法、『情報処理学会論文誌』33(11)
青木伶子 1992 『現代語助詞「は」の構文論的研究』笠間書院
沼田善子 1992 『日本語文法セルフ・マスターシリーズ (5)
「も」「だけ」「さえ」など―とりたて』くろしお出版
南不二男 1993 『現代日本語文法の輪郭』大修館
川岸克己 1993 係助詞ゾ・ナム・ヤ・カのモダリティ、『国語学』172
山中美恵子 1993 中間言語の記述的研究(1):格助詞「が」の場合、『神戸大学留学生センター紀要』1
保坂偵子・竹沢寿幸・浦谷則好 1993 後置詞句における助詞の実現と非実現の比較分析、『情報処理学会全国大会講演論文集第47回平成5年後期(3)』
菅沼明・下園幸一・牛島和夫 1993 字面解析による助詞「が」の抽出、『情報処理学会全国大会講演論文集第47回平成5年後期(3)』
玉村千恵子 1993 連体格助詞「の」の特殊用法:『みだれ髪』の表現の分析、『日本語・日本文化研究』1
池村奈代美 1993 平治物語蓬左文庫本における格助詞「の」「が」の用法、『国際関係学部紀要』10
大木正義 1993 落窪物語の地の文寸見 : 係助詞「なん」の,巻による違いをめぐって、『大妻国文』24
木曽宏顕・森辰則・中川裕志 1993 接続助詞「ながら」の意味論、『情報処理学会全国大会講演論文集第46回平成5年前期(3)』
宮崎正弘・高橋大和 1993 話者の対象認識過程からみた助詞「が」「は」の意味分析、『情報処理学会全国大会講演論文集第46回平成5年前期(3)』
高橋大和・宮崎正弘 1993 助詞の機能を重視した日本語単文の意味構造表現法、『情報処理学会全国大会講演論文集第46回平成5年前期(3)』
半藤英明 1993 「は」助詞代用形としての「も」?「君もしつこいな」という表現をめぐって、『成蹊人文研究』1
皆島 博 1993 日本語の格助詞「を」の省略について :
有生性と定性の関与の可能性、『言語学論叢 1993特別号(松本克巳教授退官記念論文集)』
守時なぎさ 1993 助詞を省略した文における発声時間とピッチの特徴、『日本語と日本文学』18
伊藤武彦 1993 『文の理解にはたす助詞の働き―日本語と韓国語を中心に』風間書房
小松光三 1993 いわゆる「間投助詞」と「係助詞」の意味機能と体系、『国文学攷』139、広島大学
吉田佐治子 1993 助詞ハの機能について―三上の見解を中心に、『読書科学』37-1、日本読書学会
啓乕浩二郎 1993 古代接続助詞における逆説の構造―もの系の語を中心に、『研究と教育』16、奈良教育大学
中西久実子 1993 取り立て助詞「も」と含意、『待兼山論叢』27、大阪大学
須田淳一 1994 接続助詞「を」の多義性―出来の心的過程から考える―、『国語学』179
長田久男 1994 係助詞「は」の働きに着目した文の構造の記述、『岐阜女子大学紀要』23
菅井三実 1994 助詞「は」の意味機能に関する認知言語学的考察、『名古屋大學文學部研究論集.
文學』40
武藤伸明・中川裕志 1994 文接続助詞「に」に関する考察、『情報処理学会全国大会講演論文集第48回平成6年前期(3)』
青木伶子 1994 格助詞の範囲:「目標格」をめぐって、『成蹊人文研究』2
村中淑子・原紀代 1994 「助詞の卓立」の頻度と文法的機能および音響的特徴について、『言語文化研究』1
佐治圭三 1994 助詞「が」と「は」:〈未知・既知〉説,〈新情報・旧情報〉説について、『無差』1
武藤伸明・中川裕志 1994 文接続助詞「に」に関する形式意味論的考察、『情報処理学会研究報告.
自然言語処理研究会報告』94(9)
中川裕志 1994 助動詞・助詞の関係的意味に基づく日本語談話理解システムに関する研究:複文の意味論、『音声・言語・概念の統合的処理による対話の理解と生成に関する研究研究成果報告書』文部省
川岸克己 1994 係助詞コソの非提題性と間投助詞的性格(上)、『上代文学研究』19、学習院大学
川岸克己 1994 係助詞コソの非提題性と間投助詞的性格(下)、『上代文学研究』20、学習院大学
重見一行 1994 『助詞の構文機能研究』和泉書院
根来 司 1994 『和泉書院影印叢刊 手爾葉大概抄;手爾葉大概抄之抄』和泉書院
山田昌裕 1994 「あゆひ抄」における「が」「は」使い分けの意識―係助詞「ぞ」「なむ」「や(やは)」「か(かは)」において、『解釈』40-8、解釈学会
山田瑩徹 1994 『醒睡笑』における接続助詞「バ」について、『語文』89、日本大学
山西正子 1994 準体助詞「の」の使用状況、『淑徳短期大学研究紀要』33
佐田智明 1994 助詞「すら」の消長、『人文論叢』26-1、福岡大学
山中桂一 1994 助詞とシンタクス、『Language Information
Text』1-1
小池清治 1994 連用格助詞の本質 「常識的文法家」の考え方、『宇都宮大学教育学部紀要 第1部』44
小松光三 1994 副情報詞(副助詞)の意味機能と体系、『愛媛大学法文学部論集 文学科編』27
新里博樹 1994 接続助詞「て」の表現性―連用形中止法との対比、『淑徳短期大学研究紀要臨時号』
清水由美子 1994 格助詞を受けた形で述語に係る形容詞連用形、『日本文学』82、東京女子大学
張 素芳 1994 接続助詞「し」の用法と意味、『文芸研究』135、日本文芸研究会
村中淑子・原紀代 1994 助詞の卓立」の頻度と文法的機能および音響的特徴について、『言語文化研究』1、徳島大学総合科学部
川岸克己 1995 助詞の階層順序と相互承接時における反例の構造、『国語学』180
堀尾香代子 1995 『万葉集』における係助詞「ぞ」「こそ」―構文上の相違に注目して―、『国語学』180
餅田亜希子・小嶋知幸・中野洋・加藤正弘 1995 失語症者の助詞選択に関する計量国語学的検討(2):助詞と動詞の結びつきを中心に、『失語症研究:日本失語症研究会誌=Higher brain function
research』15(4)
山田剛一・中川裕志 1995 助詞・ゼロ助詞・無助詞、『電子情報通信学会技術研究報告. NLC,
言語理解とコミュニケ-ション』95(429)
熊本忠彦・伊藤昭 1995 支援対話に現れる述語接続助詞「けど」の意味解析、『情報処理学会研究報告.
自然言語処理研究会報告』95(110)
沼崎浩明・宮崎正弘 1995 話者の対象認識過程に基づく日本語助詞「が」と「は」の意味分類とパーザへの実装、『自然言語処理=Journal of natural language processing』2(4)
小嶋知幸・宇野彰・餅田亜希子・中野洋・加藤正弘 1995 失語症者の助詞選択に関する計量国語学的検討(1):名詞と助詞の結びつきを中心に、『失語症研究:日本失語症研究会誌= Higher
brain function research』15(3)
瓜生淑子 1995 幼児期の「対象語―行為語」構文の理解の手がかりについて:格助詞ヲ, ニの獲得の時期的ずれの検討から、『教育心理学研究』43(3)
井上雅勝 1995 L6006 2つのSelf-paced-reading法によるガーデンパス現象の測定:助詞ガとハの比較について、『日本教育心理学会総会発表論文集』(37)
鈴木良弥・川隅里奈・関口芳廣・重永実 1995 話し言葉中の助詞の推定、『情報処理学会研究報告.
SLP, 音声言語情報処理』95(51)
水野りか・菅沼義昇 1995 CORESによる自然言語処埋における予測:文脈と助詞の影響の実現、『人工知能学会誌』10(3)
佐治圭三 1995 助詞「が」と「は」:〈強調・強意〉説,〈重点・重心〉説などについて、『無差』2
島本 基 1995 動詞慣用句の揺れ:助詞について、『無差』2
益岡隆志 1995 『日本語の主題と取り立て』くろしお出版
中川良雄 1995 日本語助詞習得に関する一考察:CAIによる学習履歴の分析、『無差』2
中西久実子 1995 取り立て助詞「ばかり」の限定機能:その複機能と単機能との連続性を中心に、『大阪大学日本学報』14
中川裕志 1995 複文の意味論―因果関係を表す接続助詞を手掛かりに、『言語』24(11)
許 慈恵 1995 格助詞「と」の内容指示の範囲と周辺、『無差』2
長田久男 1995 陳述助詞の働きに着目した文の構造の記述、『岐阜女子大学紀要』24
菅井三実 1995 助詞「ガ」の総記性に関する一考察、『名古屋大學文學部研究論集.
文學』41
畑中隆洋・菅沼明・牛島和夫 1995 述語と格助詞を手がかりにした文構造の解析および推敲支援への応用、『電子情報通信学会総合大会講演論文集 1995年.情報・システム(1)』
前田昭彦 1995 助詞ハの機能と部分否定、『長崎大学外国人留学生指導センター紀要』3
山崎康弘 1995 間投助詞「を」から格助詞「を」へ:日本古語と沖縄古語の比較を中心に、『日本文學誌要』51
松永 明 1995 『おもろさうし』の係助詞「す」とその呼応、『日本文學誌要』51
土井晃一・大森晃 1995 自然な発話における助詞「ね」とその後接表現、『情報処理学会全国大会講演論文集第50回平成7年前期(3)』
半藤英明 1995 感動表現を形成する古典語助詞「こそ」、『成蹊國文』28
木曽宏顕・森辰則・中川裕志 1995 関係意味論に基づく取り立て助詞「も」の定式化、『情報処理学会研究報告.
自然言語処理研究会報告』95(8)
伊藤友彦 1995 日本語獲得過程における格助詞「が」「の」の出現と機能範疇I,
Dの発現、『Kansai Linguistic Society』15
岩崎 卓 1995 ノデとカラ : 原因・理由を表す接続助詞、宮島達夫・仁田義雄編『日本語類義表現の文法下』くろしお出版
山田剛一 1995 助詞・ゼロ助詞・無助詞、『信学技法 NLC95-63』
片山武 1995 万葉集巻十二助詞の読添えについて(2)、『解釈学』13
加波尚子 1995 副助詞「など」について―とくに「否定的強調」「軽視・謙遜」の意味を帯びる場合について、『国文論叢』23、神戸大学
清水 登 1995 疑問表現について―院政期から室町期までの表現と主格助詞の用法をめぐって、『長野県短期大学紀要』50
吉良文孝 1995 モダリティと疑問助詞「か」のスコープについて、『日本大学文理学部人文科学研究所研究紀要』49
白井倫子 1995 格助詞「に」と「へ」―『南北朝遺文 九州編』を中心に、『梅花日文論叢』3
案野香子 1995 副助詞の表現性、『千葉大学留学生センター紀要』1
堀口和吉 1995 『「~は~」のはなし』ひつじ書房
岡崎正継 1996 『国語助詞論攷』おうふう
川岸克己 1996 語選択軸の策定―助詞・助動詞の対立構造―、『国語学』184
川路涼子 1996 天草版平家物語の語法研究 (8)
格助詞「に」と「へ」について、『活水日文』32
西澤信一郎・中川裕志 1996 接続助詞「ので」による順接複文の共参照関係の解析、『人工知能学会誌』11(4)
山田剛一・中川裕志 1996 無助詞の意味解析をめざして、『情報処理学会研究報告.
自然言語処理研究会報告』96(56)
山田剛一・中川裕志 1996 助詞・無助詞の意味と役割、『情報処理学会全国大会講演論文集第52回平成8年前期(3)』
伊藤友彦 1996 格付与および動詞句に関する幼児の統語知識:名詞句・格助詞の脱落・挿入現象をてがかりとして、『東京学芸大学紀要.
第1部門, 教育科学』47
辻孝子・安藤一秋・獅々堀正幹・青江順一 1996 活用語を含む助詞的定型表現の分析、『情報処理学会全国大会講演論文集第52回平成8年前期(3)』
間宮厚司 1996 『おもろさうし』における助詞ガの表記、『法政大学文学部紀要』41
田路敏彦 1996 日本語の格助詞の獲得について、『松山東雲女子大学人文学部紀要』4
平野綾子 1996 現代日本語使役文における助詞ヲ・ニの機能、『目白大学人文学部紀要.
言語文化篇』2
半藤英明 1996 古典語および現代語助詞「こそ」の機能:他助詞との相互承接を中心として、『成蹊國文』29
高本條治 1996 取り立て助詞「も」を契機とする同列性解釈と譲歩性解釈、『上越教育大学国語研究(渡辺英二教授退官記念)』10
藤 研至 1996 助詞トについて、『上越教育大学国語研究(渡辺英二教授退官記念)』10
丸山直子 1996 対話文における、いわゆる「助詞の脱落」に関する研究、『音声・言語・概念の統合的処理による対話の理解と生成に関する研究、研究成果総合報告書』
丸山直子 1996 話しことばの助詞―「とか」「なんか」「なんて」、『日本文学』85、東京女子大学
篠崎久躬 1996 江戸時代末期長崎地方の文末助詞「ばい」と「たい」、『長崎談叢』85輯、長崎史談会
佐藤 滋 1996 日英語対話文における時間の直示・照応表現の生成に関する研究―「情景描写文における時制辞の機能」および「助詞への格役割の付与過程」、『音声・言語・概念の統合的処理による対話の理解と生成に関する研究、研究成果総合報告書』
伊藤友彦 1996 格付与および動詞句に関する幼児の統語知識―名詞句・格助詞の脱落・挿入現象をてがかりとして―、『東京学芸大学紀要1部門』47
千葉 豊 1996 中古和歌における主格助詞「の」と、その構文、『文教大学国文』25
佐佐木隆 1996 上代語の構文と助詞「と」の用法:「群山ありと」と「畝傍ををしと」、『研究年報』43
佐治圭三 1996 助詞「が」と「は」―<新(単なる)事態・旧事態>説について、『無差』3、京都外国語大学
山本幸子・武藤真理子 1996 希望表現に用いられる助詞「ガ/ヲ」使用の実際と分析および指導への提言、『拓殖大学日本語紀要』6
山本 淳 1996 『古今集遠鏡』訳文における主格助詞の取り扱いについて、『国学院雑誌』97-9
高山善行 1996 複合係助詞モゾ、モコソの叙法性、『語文』65、大阪大学
金 英敏 1996 日本語における否定文の指導に関する一考察:否定辞「ない」と助詞「は」を中心として、『教授学の探究』13
朴 海煥 1996 形容詞文における助詞「と・から・で」の用法、『国文学研究』119、早稲田大学
朴 海煥 1996 形容詞文における助詞「に」の用法、『早稲田大学大学院文学研究科紀要』41-3
近藤政美・伊藤一重 1996 天草版平家物語の助詞の計量的考察―平家物語・源氏物語との比較による、『解釈学』16
中西泰洋 1996 助詞の表現性についての一考察、『大阪千代田短期大学紀要』25
野田尚史 1996 『新日本語文法選書 (1) 「は」と「が」』くろしお出版
山田仁子 1997 補助動詞やりもらい文における助詞について、『言語文化研究』4
山田瑩徹 1997 『醒睡笑』における接続助詞「バ」について―確定条件の場合、『日本大学文理学部人文科学研究所研究紀要』53
近藤泰弘 1997 「の」「こと」による名詞節の性質―能格性の観点から―、『国語学』190
近藤要司 1997 係助詞の複合について(1)―カとカモの比較、『金蘭国文』1
茅原雅之 1997 藤原家隆の六百番歌合詠について―副助詞「だに」の用法をめぐって、『語文』99、日本大学
千葉 豊 1997 係助詞「も」の本質的意味―主語についた「も」を中心に、『野州国文学』60、国学院大学栃木短期大学
木部暢子 1997 18世紀薩摩の漂流民ゴンザのアクセントについて―助詞のアクセントとゴンザアクセントの位置づけ―、『国語学』191
半藤英明 1997 係助詞と副助詞―取り立てをめぐる問題として―、『国語学』188
鈴木 浩 1997 準体助詞ノの形成について、『国語学』188
古田雅憲 1997 川僧講人天眼目抄の助詞ニとヘについて、『文教国文学』35・36、広島文教女子大学
京 健治 1997 接続助詞「シ」の展開、『国語学』188
庵 功雄 1997 「は」と「が」の選択に関わる一要因―定情報名詞句のマーカーの選択要因との相関からの考察―、『国語学』188
北原美紗子 1997 日本語文法論(二) :
助詞論(第一部)、『清泉女子大学紀要』45
井東廉介 1997 日本語の主格を表示する助詞の階層的分布、『石川県農業短期大学研究報告』27
中川裕志・武藤伸明 1997 並立助詞「と,や,に」の意味の形式的分析、『電子情報通信学会論文誌. D-2,
情報・システム 2-情報処理
J80-D-2(10)』
渡瀬昌忠 1997 人麻呂歌集略体歌の表現法 :
係助詞「は」の文字化と読添え、『實踐國文學』52
綿巻 徹 1997 自閉症児における共感獲得表現助詞「ね」の使用の欠如:事例研究、『発達障害研究』19(2)
加藤重広 1997 ゼロ助詞の談話機能と文法機能、『富山大学人文学部紀要』27
安達久博 1997 例文に基づく助詞欠落文の復元方法、『人工知能学会全国大会論文集 =
Proceedings of the Annual Conference of JSAI』11
菅井三実 1997 格助詞「で」の意味特性に関する一考察、『名古屋大學文學部研究論集.
文學』43
杉本妙子 1997 格助詞「を」をめぐる誤用:分類と分析、『茨城大学人文学部紀要.
コミュニケーション学科論集』1
武井直紀 1997 助詞「が」の基本概念について、『麗沢大学論叢』8
小田 勝 1997 源氏物語における無助詞の名詞、『聖徳学園岐阜教育大学紀要』33
木下書子 1997 係助詞「なむ」の表現性:『源氏物語』における結びの省略例を通して、『国語国文学研究』32
馬 小兵 1997 複合助詞「として」の諸用法、『日本語と日本文学』24
佐佐木隆 1997 上代語の構文と助詞「と」の用法―「群山ありと」と「畝傍ををしと」、『学習院大学文学部研究年報』43
矢毛達之 1997 仮定条件句末形式出自の助詞について―デモ・ナリトモの意味機能変化、『語文研究』84、九州大学
宮地朝子 1997 係助詞シカの成立 <其他否定>の助詞の歴史的変遷に見る、『名古屋大学国語国文学』81
奥津敬一郎 1997 『いわゆる日本語助詞の研究』凡人社
村田美穂子 1997 『助辞「は」のすべて』至文堂
岡崎正継 1997 『国語助詞論攷』おうふう
朴 在權 1997 『現代日本語・韓国語の格助詞の比較研究』勉誠社
瓜生淑子 1997 『格助詞獲得の時期と過程に関する発達的研究―就学前児の二項文理解の手がかりの検討から』風間書房
間淵洋子 1998 格助詞の意味拡張に関する一考察―デ格を中心として―、『国語学』192
亀田千里 1998 接続助詞「が」の提題用法について、『日本語と日本文学』26、筑波大学
竹林一志 1998 助詞「は」の一用法について―「東京は神田の生まれだ」型表現の特徴―、『国語学』192
西岡いずみ 1998 名詞修飾語標示のノ格助詞と「が・の交替」文のノ格助詞の位置の相違、『九大言語学研究室報告』19
北原博雄 1998 移動動詞と共起するニ格句とマデ格句―数量表現との共起関係に基づいた語彙意味論的考察―、『国語学』195
丹羽哲也 1998 逆接を表す接続助詞の諸相、『人文研究』50(10)
黄 志軍 1998 助詞「は」について (1) ―
その構文的機能と意味的機能から―、『大阪国際女子大学紀要』24(1)
黄 志軍 1998 助詞「は」について(2) :
その構文位置と意味関係、『大阪国際女子大学紀要』24(2)
井上慎一・池原悟・足立守啓 1998 接続助詞「が」を持つ重文の接続の意味の解析、『電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1998年.情報・システム』
羽尻公一郎・岡田美智男・小川均 1998 日本語漸次的発話産出における格助詞補完と文法的不整合の解消、『認知科学 =
Cognitive studies : bulletin of the Japanese Cognitive Science
Society』5(3)
森本順子 1998 助詞「は」と「が」の習得過程:オーストラリア日本語学習者の作文から、『京都教育大學紀要. A,
人文・社会』93
森野 崇 1998 奈良時代の係助詞「も」に関する考察、『二松学舎大学論集』41
前田昭彦 1998 日常会話における助詞の省略、『長崎大学留学生センター紀要』6
佐治圭三 1998 助詞「が」と「は」:<新(単なる)事態・旧事態>説について、『無差』3
菅 英昭 1998 「が」の考察:「が」は格助詞か、『聖徳大学総合研究所論叢』5
半藤英明 1998 「取りたて」から見た係助詞と副助詞、『成蹊國文』31
半藤英明 1998 係助詞の構文と情報伝達、『静岡英和女学院短期大学紀要』30
渡瀬昌忠 1998 人麻呂歌集略体歌における助詞「を」の表記法:その文字化と読添え(岡村和江教授退職記念号)、『實踐國文學』53
張 佩霞 1998 用言に続く中国語の「的」と日本語の「の」:いわゆる準体助詞としての用法を中心に、『語文論叢』25
赤羽根義章 1998 接続助詞と接続語:「ソウスルナラ,ソレナラ,ダッタナラ,ナラ」、『宇都宮大学教育学部紀要. 第1部』48(1)
澤隆史・相澤宏充 1998 聴覚障害生徒の文産出における格助詞の誤り:「が」,「を」の脱落・誤用と動詞の非対格性、『東京学芸大学紀要. 第1部門, 教育科学』49
坂本 正 1998 助詞「は」と「が」の習得について―文法性判断テストを通して―、『アカデミア.
文学・語学編(オイゲン・ルッカー教授,ペドロ・シモン教授退職記念号)』64
木田敦子 1998 係助詞と副助詞、『日本文学』89、東京女子大学
樋口万喜子 1998 無助詞の機能:感情・感覚を表す文の場合、『横浜国大国語研究』16
岡野幸夫 1998 複合動詞の構成要素間に介在する係助詞の意味機能:『源氏物語』を対象として、『山口国文(関一雄教授退官記念特集号)』21
杉本妙子 1998 対象を表す格助詞「を」も「に」もとる動詞小考:日本語学習者の誤用を手がかりにして、『佐賀大国文』26
近藤要司 1998 係助詞の複合について(2)―『万葉集』のヤとヤモの比較、『金蘭国文』2
菊地浩三・伊東幸宏 1998 連体形形容詞に先行する格助詞「が」「の」格の係りに関する体系的分析、『静岡大学大学院電子科学研究科研究報告』20
藤田佐和子 1998 聞こえない助詞について:日本語教育・聴解の授業から、『金沢大学国語国文』23
原田登美 1998 逆接の接続助詞:「ケド」「ノニ」「クセニ」、『言語と文化』2
沖 裕子 1998 接続詞と接続助詞の「ところで」―「転換」と「逆説」の関係性―、『日本語教育』98
小田 勝 1998 係助詞に対する過剰な結びについて、『国学院雑誌』99-1、国学院大学
小柳智一 1998 中古の「ノミ」について―存在単質性の副助詞、『国学院雑誌』99-7、国学院大学
千葉 豊 1998 係助詞「主語・も」の「当然」の意を検証する―「『主語・も』~非否定」の再考と、『野州国文学』61、国学院大学栃木短期大学
佐々木峻 ・藤原与一編 1998 『日本語文末詞の歴史的研究』三弥井書店
小路一光 1988 『萬葉集助詞の研究』笠間書院
梶井恵子
1998 『日本語の機能表現形式―「て形」のすべて (現代語篇)』凡人社
小柳智一 1999 中古のマデ―第一種副助詞―、『国語学』199
大島資生 1999 現代語における主格の「の」について、『国語学』199
近藤要司 1999 『源氏物語』の助詞カの不定語下接用法について、『親和國文』34
菊池浩三・伊東幸宏 1999 連体形形容詞に先行する格助詞「が」「の」格の係りに関する体系的分析、『自然言語処理 = Journal of natural language processing』6(7)
陳 芬慧 1999 接続助詞「~ながら」について―「~ても」と比較して―、『世界の日本語教育.
日本語教育論集』9
林 美秀 1999 有情の受身文と非情の受身文における格助詞の違い―「に」、「によって」と「から」を中心に、『岡大国文論稿』27
春名敏彦 1999 現代語助詞「まで」試論―その構文的機能について、『言語表現研究』15、兵庫教育大学
新沢典子 1999 万葉集における希望の終助詞「な・ね・なむ」について、『美夫君志』58、美夫君志会
鈴木裕史 1999 接続助詞「つつ」の素描―鎌倉時代末期成立『とはずがたり』の場合、『文教大学国文』28
田中 寛 1999 接続助詞化した形式名詞「ウエ」の意味と機能、『語学教育研究論叢』16、大東文化大学
佐藤 豊 1999 成人学習者による日本語の助詞習得を促すもの :
文法機能か意味役割か、『ICU日本語教育研究センター紀要』8
松田謙次郎 1999 10代の文法と言語変異 :
東京語格助詞「を」ゼロマーク化データから、『Theoretical and applied
linguistics at Kobe Shoin:トークス』2
納富一宏・石井博章 1999 日本語文書における共起格情報を用いた助詞要素の訂正、『神奈川工科大学研究報告.
B, 理工学編』23
山西正子 1999 所有・可能の主体を示す格助詞「ニ」、『目白大学人文学部紀要.
言語文化篇』5
阿久澤忠 1999 土佐日記の接続助詞「て」の用法、『湘南短期大学紀要』10
2000年
近藤要司 2000 『万葉集』の無助詞喚体句について、『親和國文』35
土井晃一・大森晃 2000 あいづちを統制したコミュニケーションにおける助詞ねの頻度の変化、『認知科学 =
Cognitive studies : bulletin of the Japanese Cognitive Science
Society』7(1)
遠藤邦基 2000 助詞「へ」を忌避すること:拗音に対する音感との関係から、『國文學』80
樋口万喜子 2000 存在文における無助詞の機能、『横浜国大国語研究』17/18
山西正子 2000 動作の主体を表す格助詞「デ」、『目白大学人文学部紀要.
言語文化篇』6
坂詰力治 2000 動詞に助詞「て」を付して転成した副詞―「わきて(分)」と「わけて(分)」を中心に―、『桜文論叢』51、日本大学
菅井三実 2000
格助詞「に」の意味特性に関する覚書、『兵庫教育大学研究紀要. 第2分冊, 言語系教育・社会系教育・芸術系教育』20
田辺和子 2000 接続助詞「ものの」の文法化に伴う譲歩的意味の創出について、『日本女子大学紀要.
文学部』50
杉本 武 2000 無助詞格のタイプについて、『文藝言語研究. 言語篇』38
加藤重広 2001 文末助詞「ね」「よ」の談話構成機能、『富山大学人文学部紀要』35
柴田 敏 2001 〈指示副詞+係助詞〉の諸形式について、『日本語と日本文学』33
松中義大 2001 接続助詞「うちに」の認知言語学的考察、『東京工芸大学芸術学部紀要』7
山本もと子 2001 接続助詞「から」と「ので」の違い:「丁寧さ」による分析、『信州大学留学生センター紀要』2
天野みどり 2001 格助詞―主格表示と焦点表示、『国文学』46-12、学燈社
近藤泰弘 2001 記述文法の方向性―とりたて助詞の体系を例として、『国文学』46-2、学燈社
二宮喜代子 2001 格助詞「で」の多機能性―場所格「で」の両義性に着目して、『山口国文』24、山口大学
和田 桂 2001 格助詞の「の」について:「AのB」における「の」の機能、『大正大学大学院研究論集』25
永田良太・大浜るい子 2001 接続助詞ケドの用法間の関係について :
発話場面に着目して、『日本語教育』110
田辺和子 2001 接続助詞「ものの」の文法化に伴う譲歩的意味の創出について、『日本女子大学紀要 文学部』50
赤羽根義章 2001 接続助詞の形態と対応する接続語―「けれども、そうするけれども、だけれども」「が、そうするが、だが」「それが」、『宇都宮大学教育学部紀要 第1部』51
竹内孔一・影浦峡・小山照夫 2002 語彙概念構造を利用した助詞「に」に関する複合名詞の分析、『情報処理学会研究報告.
NL, 自然言語処理 2002(66)』
大熊智子・増市博 2002 日本語LFGパーザによる助詞・助動詞の無形表示の統語意味解析、『情報処理学会研究報告. NL,
自然言語処理 2002(66)』
乾孝司・乾健太郎・松本裕治 2002 接続助詞「ため」を含む複文から因果関係知識を獲得する、『情報処理学会研究報告.
NL, 自然言語処理 2002(66)』
菅井三実 2002 構文スキーマによる格助詞「が」の分析と基本文型の放射状範疇化、『世界の日本語教育. 日本語教育論集』12
村田真樹・井佐原均 2002 受け身/使役文の能動文への変換における機械学習を用いた格助詞の変換、『情報処理学会研究報告.
NL, 自然言語処理
2002(44)』
山田敏弘 2002 格助詞および複合格助詞の連体用法について、『岐阜大学国語国文学』29
真仁田栄治 2002 複合助詞「に対して」の分類:動詞の形式化の観点から、『龍谷大学国際センター研究年報』11
金 明哲 2002 助詞の分布における書き手の特徴に関する計量分析、『社会情報』11(2)
近藤政美 2002 天草版『平家物語』における助詞の基幹語彙について:『平家物語』<高野本>との比較を中心にして、『岐阜聖徳学園大学紀要.
教育学部編』41
山口明穂 2002 格助詞の機能、『紀要. 文学科』89
山西正子 2002 いわゆる副助詞「など」の否定性について、『目白大学人文学部紀要.
言語文化篇』8
茅野直子 2002 『助詞で変わるあなたの日本語』講談社インターナショナル
南 美英 2003 連体修飾構造における「という」と「の」、『日本語・日本文化研究』第13号、大阪外国語大学
市丸夏樹・飛松宏征 2003 接続助詞の結合順位に基づく複文の構文解析、『情報処理学会研究報告.
NL,自然言語処理研究会報告』158
市丸夏樹・飛松宏征 2003 接続助詞の結合順位に基づく複文の構文解析、『電子情報通信学会技術研究報告.
NLC, 言語理解とコミュニケーション』103(408)
藤田保幸 2003 接続助詞的用法の「~トシテ」について:「複合辞」らしさの生まれるところ、『滋賀大國文』41
山田敏弘 2003 起因を表す格助詞「に」「で」「から」、『岐阜大学国語国文学』30
坂田一浩 2003 「多係助詞構文」という視点 :
三代集における「も」と他の係助詞との共起、『熊本大学社会文化研究』1
山口明穂 2003 格助詞「が」の解釈、『紀要. 文学科』91
沼田善子・野田尚史編 2003 『日本語のとりたて―現代語と歴史的変化・地理的変異』くろしお出版
半藤英明 2003 『係助詞と係結びの本質』新典社
半藤英明 2003 『係結びと係助詞―「こそ」構文の歴史と用法』大学教育出版
定延利之 2004 モノの存在場所を表す「で」、影山太郎・岸本秀樹編『日本語の分析と言語類型―柴谷方良教授還暦記念論文集』くろしお出版
西正子・駒走昭二 2004 動詞「わかる」と格助詞 :
実態と規範意識、『目白大学人文学部紀要』11
山西正子 2004 動詞「感じる」と格助詞、『目白大学人文学研究』1
山口明穂 2004 『日本語の論理』大修館
竹林一志 2004 『現代日本語における主部の本質と諸相』くろしお出版
遠藤織枝他 2004 『戦時中の話しことば―ラジオドラマ台本から』ひつじ書房
根上剛士 2004 『近世前期のてにをは書研究』風間書房
藤原与一 2004 『日本語における文末詞の存立』三弥井書店