副詞の研究に関する主な参考文献

 

 

山田孝雄 1908 『日本文法論』宝文館

松下大三郎1928『改撰標準日本文法』(中文館。1974年復刊勉誠社)

山田孝雄 1936 『日本文法学概論』宝文館

渡辺 実 1948 陳述副詞の機能、『国語国文』18-1

 

1950

時枝誠記 1950 『日本文法口語篇』岩波書店

宮地 裕 1952 副助詞小攷、『国語国文』21-8

湯沢幸吉郎 1953 『口語法精説』明治書院

三上 章 1953 『現代語法序説』刀江書院。1972年増補復刊 くろしお出版

馬淵一夫 1953 不定称詞の疑問副詞的用法、『国語学』12

森 重敏 1954 群数および程度量としての副助詞、『国語国文』23-2

杉山栄一 1956 副詞の境界線、『国語学』24

佐久間鼎 1956 『現代日本語法の研究(改訂版)』厚生閣

橋本四郎 1957 副詞的機能をもつ動詞重複形、『国語学』30

渡辺 実 1957 品詞論の諸問題──副用語・付属語、『日本文法講座』1明治書院

森 重敏 1957 並立副詞と群数副詞との設定、『国語国文』26-10

森 重敏 1958 程度量副詞の設定、『国語国文』27-2

川端善明 1958 接続と修飾、『国語国文』27-5

井上誠之助 1958 副詞と連体詞、『続日本文法講座1』明治書院

森 重敏 1959 『日本文法通論』風間書房

井手 至 1959 対比的限定と特立的限定、『人文研究』8-1

阪倉篤義 1959 副詞「いと」について ―-母音交替による意義分化の一例―、『国語学』39

 

1960

小野 捷 1963 十八世紀初期の散文における副詞節の統語法的研究、『山形大學紀要 人文科學』5(2)

川端善明 1963 助詞『も』の説 1, 2、『万葉』47, 48

川端善明 1964 時の副詞 上, 下、『国語国文』331112

井上 章 1964 ロドリゲス大文典における副詞論、『国語学』56

市川 孝 1965 接続詞的用法をもつ副詞、『国文』24、お茶の水女子大学

川端善明 1967 数・量の副詞、『国語国文』36-10

舩城俊太郎 1969 今昔物語集の疑問副詞「何ソ」「何ト」「何テ」、『国語学』77

 

1970

峰岸 明 1971 今昔物語集における漢字の用法に関する一試論〔一〕―副詞の漢字表記を中心に―、『国語学』84

峰岸 明 1971 今昔物語集における漢字の用法に関する一試論〔二〕―副詞の漢字表記を中心に―、『国語学』85

渡辺 実 1971 『国語構文論』(塙書房)

宮地 裕 1971 『文論』明治書院

 

三上 章 1972 『三上章著作集・現代語法新説』くろしお出版、2002年新装

室山敏昭 1972 「人の歩く姿に関する擬態副詞語彙」の意味構造についての一試論、『国語学』90

鈴木重幸 1972 『日本語文法・形態論』むぎ書房

西尾寅弥 1972 『形容詞の意味・用法の記述的研究』国語研報告44、秀英出版

 

竹内美智子 1973 副詞とは何か、鈴木一彦・林巨樹編集『品詞別日本文法講座5 連体詞・副詞』明治書院

島田昌彦 1973 国語における副詞、『国語学』94

久野 ワ 1973 副詞節 「ウチニ」と「マエニ」/「テカラ」「アトデ」「アトニ」と「アト」/「ナラ」/「タラ」/時を表す「ト」/「シ」形接続と「シテ」形接続/従属節の従属度、『日本文法研究』大修館      

有馬煌史 1973 代名詞より転成した副詞の一用例について、『岐阜工業高等専門学校紀要』8

竹内美智子 1973 副詞とは何か 『品詞別日本文法講座5』明治書院

出雲朝子 1973 玉塵抄の副詞() 、『青山學院女子短期大學紀要』27

橘  豊 1973 連体詞・副詞と他品詞との関係、鈴木一彦・林巨樹編集『品詞別日本文法講座5 連体詞・副詞』明治書院

 

出雲朝子 1974 玉塵抄の副詞() 、擬声擬態語の語形について『青山學院女子短期大學紀要』28

清水教子 1974 御堂関白記の程度副詞「極()」について、『国語学』96

南不二男 1974 『現代日本語の構造』大修館

工藤 浩 1974 『たった』は副詞か連体詞か、『言語生活』275

奥津敬一郎 1974 『生成日本文法論』大修館

 

青木伶子 1975 所謂副詞構成の「に」について、『国語学』102

 

室山敏昭 1976 『方言副詞語彙の基礎的研究』たたら書房

青木孝 1976 「庭訓往来(ていきんおうらい)」の語法()―副言(副詞・接続詞・連体詞)について、『青山學院女子短期大學紀要』30

今石元久 1976 副詞法「やっと」に相当するものを中心にして、『鳥取大学教育学部研究報告 人文社会科学』27

大石 強 1976 原因・理由の副詞節、『文経論叢. 文学篇』11

市川 孝 1976 副用語、『日本語6文法T』岩波書店

川端善明 1976 用言、『日本語6文法T』岩波書店

 

佐治圭三 1977 述語の構造と文の成分、『国語国文』46-5

工藤 浩 1977 限定副詞の機能、松村明教授退官記念『国語学と国語史』明治書院

東郷吉男 1977 副詞「かつがつ」の意味、『国語学』110

大河内康憲 1977 副助詞「モ」と副詞「也」など、『日本語と中国語の対照研究』2

 

石神照雄 1978 時間に関する 程度性副詞「マダ」と「モウ」―〈副成分〉設定の一試論―、『国語学』112

工藤 浩 1978 「注釈の副詞」をめぐって、『国語学』114

住田幾子 1978 修飾表現法の副詞について、『国語学』115

吉川 洋 1978 文修飾副詞とそう入節との相互関係について、『英米文学』23(1)

川端善明 1978 形容詞文・動詞文概念と文法範疇、『論集日本文学・日本語 5 現代』

松本泰丈(編) 1978 『日本語研究の方法』むぎ書房

 

伯川素子 1979 要素三回くり返しの形態の擬声副詞擬態副詞について、『国語学』119

新川 忠 1979 『副詞と動詞とのくみあわせ』試論、『言語の研究』むぎ書房

中右 実 1979 モグリティと命題、『英語と日本語と』くろしお出版

仁田義雄 1979 日本語文の表現類型、『英語と日本語と』くろしお出版

 

1980

国広哲弥編 1980 中右実:II.副詞節構文/中右実:第4章 文副詞の比較、I.副詞の分類、U.価値判断の副詞、V.主語指向の副詞、W.真偽判断の副詞、X.発話行為の副詞、『日英語比較講座2文法』大修館

吉田金彦 1980 古代日本語の文末表現: 8世紀日本語における推量の助動詞と副詞等との循環関係、『京都産業大学国際言語科学研究所所報』1(3)

岩崎美智子 1980 副詞における非制限用法の諸相、『活水論文集』23

阿部幸一 1980 副詞とその統語的位置について、『教養関係論文集』15、愛知工業大学研究報告. A

大澤銀作 1980 形容詞と副詞の接触点、『立正大学人文科学研究所年報』17

鈴木泰 1980 情態副詞の性質についての小見、『山形大学紀要(人文科学)9-3

花井 裕 1980 概略表現の程度副詞、『日本語教育』42

 

丹保健一 1981 程度副詞と文末表現、『語学・文学研究』11、金沢大学

石神照雄 1981 比較表現から程度性副詞へ、『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』明治書院

北原保雄 1981 日本語の文法、『日本語の世界6』中央公論社

原田登美 1981 否定表現の意味による副詞の分類、『国語学』126

東郷吉男 1981 中古における語幹重複型の形容詞について―「重複形+()」型の副詞と関連して―、『国語学』126

片山武 1981 万葉集の疑問副詞について (1)、『金城学院大学論集 国文学編』23

中山庄一郎 1981 副詞節中の未来表現と心的背景、『大同工業大学紀要』17

 

片山 武 1982 万葉集の疑問副詞について (2)、『金城学院大学論集 国文学編』24

小矢野哲夫 1982 副詞の意味記述について・方法と実際、『日本語・日本文化』11、大阪外国語大学留学生別科

川口義一 1982 副詞の構文論上の位置づけ―文末の否定表現との呼応による検討―、『国語学』128

原田登美 1982 否定との関係による副詞の四分類―情態副詞・程度副詞の種々相―、『国語学』128

工藤浩 1982 叙法副詞の意味と機能、国立国語研究所『研究報告集3』

 

工藤浩 1983 程度副詞をめぐって、渡辺実編『副用語の研究』明治書院

小矢野哲夫 1983 副詞の呼応―誘導副詞と誘導形の一例、渡辺実編『副用語の研究』、明治書院

中右 実 1983 意味と文法関係、『日本語学』12月号、明治書院

渡辺 実 1983 副用言総論、『日本語学』10月号、明治書院

安井 稔  1983 修飾ということ、『日本語学』10月号、明治書院

仁田義雄 1983 動詞に係る副詞的修飾成分の諸相、『日本語学』10月号、明治書院

内田賢徳 1983 副詞句と条件法、『日本語学』10月号、明治書院

玉村文郎 1983 外国語の副詞と日本語の副詞、『日本語学』10月号、明治書院

長田久男 1983 副詞に着目した分析読みと副詞の意義、『日本語学』10月号、明治書院

ロザリンド・ソーントン 1983 形容詞の連用形のいわゆる副詞的用法、『日本語学』10月号、明治書院

田中敏生 1983 否定述語・不確実述語の作用面と対象面―陳述副詞の呼応の内実を求めて、『日本語学』10月号、明治書院

田中敏生 1983 否定・推量・不確実述語の作用面と対象面―副詞と助動詞との呼応をめぐって―、『国語学』134

田中廣明 1983 副詞と否定の関係、『徳島大學學藝紀要 人文科學』33

 

益岡隆志 1984 叙述性補足語と認識動詞構文、『日本語学』 7月号、明治書院

 

室山敏昭 1985 鳥取県地方方言の情態副詞「ダーニー」の由来、『国語学』141

大倉美和子 1985 「ほとんど」の副詞用法、『大阪外国語大学学報』70(1)

田中廣明 1985 程度副詞と否定、『徳島大學學藝紀要 人文科學』35

 

呉雅琴 1986 取立て助詞「ダケ・バカリ・シカ」の一考察―中国語の副詞「只」との対照、『日本語と日本文学』6

安藤貞雄 1986 無生物主語と副詞表現、『英語の論理・日本語の論理』大修館

 

井上博文 1987 熊本県方言における副詞語彙の地域性について―数量関係の副詞語彙を中心にして―、『国語学』148

小林典子 1987 序列副詞―「最初に」「特に」「おもに」を中心に―、『国語学』151

渡辺 実 1987 比較副詞「よほど」について―副用語の意義・用法の記述の試み()、『上智大学国文学科紀要』4

竹端瞭一 1987 雪ふっとつ―新発田方言の副詞、『国語国文学』6、聖徳学園岐阜教育大

  学

真部正規 1987 副詞的に用いられた形容詞、『言語文化研究』6

鈴木英一 1987 名詞句の副詞的用法に関する一考察、『言語文化論集』22

 

井上博文 1988 大分県臼杵市方言における数量関係の副詞語彙について、『国語学』152

鈴木英一 1988 副詞の機能上の特性―特に形容詞との違いについて、『言語文化論集』25

 

小野寺吉三 1989 OEDに基づく「動詞副詞結合」の考察、『釧路工業高等専門学校紀要』23

糸川 優 1989 陳述副詞の本質 『青山語文19

木下書子 1989 疑問・反語の副詞による連体形止めの構文的職能に関する一考察、『国語国文学研究』25

近藤尚子 1989 副詞「きっと」の意味・用法―川端康成の用例を対象として、『早稲田大学日本語研究教育センター紀要』1

山本秀樹 1989 日本語の時の副詞節―「前に」と「ないうちに」、『言語学論叢』8

武内道子 1989 副詞の語用論―発話副詞についての一考察、『Contexture 教養紀要』7

森田良行 1989 『日本語をみがく小辞典〈形容詞・副詞篇〉』講談社

権 来鎬 1989 副詞「一向()」考、『国語学』156

趙 慧欣 1989 現代日本語の接続副詞の研究―「しかし」「ところが」「でも」の働きについて、『岡山大学国語研究』3

工藤 浩 1989 現代日本語の文の叙法性序章、『東京外国語大学論集』39

 

1990

趙 慧欣 1990 接続副詞の注釈関係を示す用法―「しかし」「ところが」「だが」「けれども」「でも」について―、『国語学』160

渡辺 実 1990 程度副詞の体系、『上智大学国文学論集』23

森 捨信 1990 日本語における『時の副詞句』―生成変形論的記述の再考察、『京都産業大学論集 外国語と外国文学系列』17

佐藤恵子 1990 副詞節生成と規則の習得、『名古屋女子大学紀要 人文・社会編』36

久保田信孝 1990 文副詞の統語論的考察、『筑波英語教育』11

 

加藤克美 1991 談話における評価副詞について、『研究論集』54

徳地慎二 1991 <研究ノート>原因・理由の副詞節について、『聖霊女子短期大学紀要』 19

内田万里子 1991 副詞「たしかに」をめぐって、『Cosmica20

谷部弘子 1991 副詞的修飾成分「〜まま」の意味と用法―話し手の表現意図との関係において、『東京学芸大学紀要 第2部門 人文科学』42

西原鈴子 1991 副詞の意味機能―副詞の意味と用法、『日本語教育指導参考書』19

濱田敦・井手至・塚原鉄雄 1991 『国語副詞の史的研究』新典社

中田智子1991 談話における副詞のはたらき、『副詞の意味と用法』国立国語研究所

中道真木男 1991 副詞の用法分類―基準と実例―、『副詞の意味と用法』国立国語研究所

西原鈴子 1991 副詞の意味機能、『副詞の意味と用法』国立国語研究所

畠  郁 1991 副詞論の系譜、『副詞の意味と用法』国立国語研究所

 

井島正博 1992 古典語におけるトキ副詞節、『国語学』170

森本順子 1992 副詞的機能とモダリティ―「よく」について、『京都教育大學紀要. A 人文・社会』80

須賀一好 1992 副詞「あまり」の意味する程度評価、『山形大学紀要 人文科学』12

張 麗群 1992 程度副詞の体言修飾について、『日本語と日本文学』16

小林典子 1992 副詞による取り立ての焦点を探る、『文藝言語研究 言語篇』22

山本一 1992 副詞としての「あやまりて」―中世文学の用例から―、『北陸古典研究』7北陸古典研究会、

 

服部 匡 1993 副詞「あまり(あんまり)」について―弱否定および過度を表す用法の分析、『同志社女子大学学術研究年報』44(4)

島田志保・瀧口伸雄・小谷善行・西村怒彦 1993 様相演算子を用いた副詞付加動作状況文の生成―もう、まだ、やっと、ついに、とうとうの場合、『電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケ-ション』93(366)

吉井 健 1993 国語副詞の史的研究―「とても」の語史、『文林』27

林龍太郎 1993 副詞と指定辞のシンタクス、『聖心女子大学論叢』80

佐久正秀 1993 現在完了形と副詞についての一考察、『大阪信愛女学院短期大学紀要』27

播磨桂子 1993 「とても」「全然」などにみられる副詞の用法変遷の一類型、『語文研究』75、九州大学

井上博嗣 1993 狂言集にみられる程度副詞 極度・高度を示すもの、『文芸論叢』41、大谷大学

 

藤井俊博 1994 副詞「さらに」の用法と文体的意味―舩城俊太郎氏の疑問に答えて―、『国語学』176

本多久美子 1994 隠喩の実現―従属句の修飾的側面と副詞的側面との関連における―、『国語学』179

後藤英次 1994 平安・鎌倉時代の公家日記における「副詞+([])」の用法、『国語学』179

井上博嗣 1994 『古代語における程度副詞』清文堂

森本順子 1994 『話し手の主観を表す副詞について』くろしお出版

赤羽根義章 1994 とりたて詞と序列副詞、『宇大国語論究』6、宇都宮大学国語教育学会

坪本篤朗 1994 副詞句()と副詞的付加詞 いわゆる、「主要部内在型関係節」について、『静岡大学人文学部社会学科言語文化学科研究報告 人文論集』45-1

服部 匡 1994 副詞「なかなか」の意味用法の分析、『言語学研究』13、京都大学

川野恵子 1994 情態副詞の意味論的観察―ユックリ・ユッタリ・ノンビリ、『国際学友会日本語学校紀要』1617

西村浩子 1994 平安時代の解文における裁許要請文言の副詞語彙と動詞語彙、『松山東雲女子大学人文学部紀要』2

張 麗群 1994 否定の「ない」と呼応する程度副詞について、『言語学論叢』13、筑波大学

吉田光浩 1994 中世の女流仮名文にみられる和漢対立副詞の使用状況について、『大妻女子大学紀要 文系』26

田岡育恵 1994 副詞節の意味の認知に関する一考察、『園田学園女子大学論文集』29

吉田光浩 1994 中世の女流仮名文にみられる和漢対立副詞の使用状況について、『大妻女子大学紀要 文系』26

柏端達也 1994 副詞的修飾語をめぐる問題と, 行為および関連する出来事の存在、『年報人間科学』15、大阪大学

柏端達也 1994 行為と道具―副詞句「〜で」を含む文の論理形式について、『科学基礎論研究』83

水谷静夫 1994 名詞から副詞まで、『計量国語学』19(7)

丹羽順子 1994 副詞的修飾成分「〜と」を整理する―具体化の「と」, 引用の「と」, 情態副詞の「と」をめぐって、『筑波大学留学生教育センター日本語教育論集』9

飛田良文・浅田秀子 1994 『現代副詞用法辞典』東京堂出版

小矢野哲夫 1994 大学生が使用している程度表現、『日本語・日本文化研究』第4号、大阪外国語大学

 

松坂壽仁 1995 時間副詞類と時称、『大阪体育大学紀要』26

田沢順子 1995 発話構造と文副詞についての一考察―話し手の主観を中心に、『Asphodel30

呂寅秋 1995 副詞的修飾成分による日本語の持続相の意味分類、『旭川大学紀要』40

宮本真貴 1995 天草版平家物語の語法研究 (4) 副詞「いまだ」「まだ」の用法について、『活水日文』30

太田 朗 1995 第9章 否定と頻度、時と副詞/第10章 否定と形容詞句、副詞句の限定表現/第12章 否定と各種副詞、『否定の意味―意味論序説』大修館

黒羽栄司 1995 『現代日本語文法への12の提案』大修館

兪 暁明 1995 「文の副詞」の構文機能について、『国語学』180

今西利之 1995 評価性様態の副詞をめぐって、『国語学』182

小矢野哲夫 1995 程度副詞としての『まるで』、『日本語・日本文化研究』5

内田万里子 1995 副詞「ぜひ」の意味と機能、『視聴覚教材と言語教育』8、大阪外国語大学

内田万里子 1995 副詞「ぜひ」の共起制限と意味分析、『研究論叢』44、京都外国語大学

大関真理 1995 中・上級日本語学習者のニュアンス理解の研究―評価性を伴う副詞的表現を中心に『日本語教育論集』11、国立国語研究所

金沢裕之 1995 可能の副詞「ヨー」をめぐって、『国語国文』64-5、京都大学

川口 良 1995 副詞「やっぱり(やはり)」の取り立て機能について、『国文』83、お茶の水女子大学

山口弘美 1995 「それこそ」の副詞的用法の分析、『東北大学留学生センター紀要』2

井上博嗣 1995 古代語の陳述副詞について―「さらに」の場合、『女子大国文』117、京都女子大学

井上博嗣 1995 古代語の陳述副詞について―「すべて」の場合、『女子大国文』118京都女子大学、

小矢野哲夫 1995 程度副詞としての「まるで」、『日本語・日本文化研究』第5号、大阪外国語大学

 

小矢野哲夫 1996 評価のモダリティ副詞の文章における出現条件・『幸い』と『せっかく』を例にして、『日本語・日本文化研究』6

西川真理子 1996 評価的文副詞について―「も」型と「ことに」型の比較―、『国語学』186

川井章弘 1996 無意識類副詞―「つい・うっかり・おもわず」についての語用論的考察、『緑岡詞林』20、青山学院大学

時 衛国 1996 中国語と日本語における程度副詞の対照研究―「很」と〈とても〉、『都大論究』33

原 栄一 1996 源氏物語における副詞「必ず」の呼応、『金沢学院大学文学部紀要』1

小池 康 1996 辞的成分と共起する副詞の計量的研究、『日本語と日本文学』22、筑波大学

松浦純子・永尾章曹 1996 全然」と「全く」について―陳述の副詞についての一考察、『国語国文論集』26、安田女子大学

神谷かをる 1996 古今集の語彙―形容動詞・程度副詞を中心に、『光華日本文学』4

増井典夫 1996 否定と呼応する副詞と程度副詞についての覚書、『愛知淑徳大学現代社会学部論集』1

三原健一・浜田美和 1996 連体修飾型副詞節のテンス、『日本語・日本文化研究』6、大阪外国語大学日本語講座

井上博嗣 1996 古代語の陳述副詞について―「たえて・つゆ」の場合、『女子大国文』119、京都女子大学

井上博嗣 1996 古代語の陳述副詞について―「かけて・かけても」の場合、『女子大国文』120、京都女子大学

林奈緒子 1996 意味素性による程度副詞の記述、『筑波応用言語学研究』3

加藤久雄 1996 程度副詞における反期待成立の構造と体系、『研究と教育』19、奈良教育大学国文

岡野幸夫 1996 平安・鎌倉時代の和文における「はつ(果)」「をはる(終)」の意味用法1―補助副詞的な複合動詞後項の意味用法の通時的研究のために、『国文学攷』152、広島大学

安達太郎 1996 副詞から見た証拠性判断の意味特徴、『神戸大学留学生センター紀要』3

工藤 浩 1996 どうしても」考、鈴木泰・角田太作編『日本語文法の諸問題―高橋太郎先生古希記念論文集―』ひつじ書房

中山恵利子 1996 程度副詞の分類の試み―その程度・量・基準により―、『阪南論集人文・自然科学編』31

服部 匡 1996 程度副詞と比較基準―「多少」,「少し」を中心に、『同志社女子大學學術研究年報』47(4)

 

林奈緒子 1997 程度副詞と命令のモダリティ、『日本語と日本文学』25

大野 文 1997  「たしかに」と「なるほど」、『日本語・日本文化研究』第7号、大阪外国語大学

久保るみ 1997  「以上」と「からには」について、『日本語・日本文化研究』第7号、大阪外国語大学

乾伸雄・小谷善行・西村恕彦 1997 係り受け関係を用いた副詞の分類と分類要素についての実験的評価、『電子情報通信学会技術研究報告 NLC, 言語理解とコミュニケ-ション』97(199)

山田 潔 1997 抄物における副詞「一向()」の諸相、『學苑』683

許 仁順 1997 確信を示す程度副詞の数量化に関する考察、『日本教育工学雑誌』21

福島富士郎 1997 副詞の位置、『ノートルダム清心女子大学紀要 外国語・外国文学編』21(1)

工藤浩 1997 評価成分をめぐって、川端善明他編『日本語文法─体系と方法』ひつじ書

  房

宮崎涼子 1997 時を表す副詞―「すぐ」の考察、『信大国語教育』7

佐野由紀子 1997 程度副詞と主体変化動詞との共起、『国語学』188

兪 暁明 1997 否定と呼応する副詞―その機能と位置付けをめぐって―、『国語学』188

川端元子 1997 広義程度副詞と文末表現―「非常に」「本当に」「実に」を例として―、『国語学』190

西川真理子 1997 評価的文副詞における「も」型から「ことに」型への変遷について―その変化要因を中心に―、『国語学』190

杉村 泰 1997 副詞「キット」と「カナラズ」のモダリティ階層―タブン/タイテイとの並行性、『世界の日本語教育』第7号、国際交流基金

原由起子 1997 中国語副詞“并”と日本語の“決して”、大河内康憲編『日本語と中国語の対照研究論文集』くろしお出版

原由起子 1997 “?”と時間副詞――日本語との比較から――、大河内康憲編『日本語と中国語の対照研究論文集』くろしお出版

小矢野哲夫 1997 規定語『せっかくの』の構文的機能、加藤正信編『日本語の歴史地理構造』明治書院

小矢野哲夫 1997 疑似モダリティの副詞について―『まるで』を例として―、『国語論究Y』明治書院

小矢野哲夫 1997 副詞『せっかく』の用法、『日本語日本文化研究』7

小矢野哲夫 1997 うらめ条件−接続のモダリティ副詞――『たとえ』の使用条件、川端善明・仁田義雄編『日本語文法―体系と方法』ひつじ書房

南里一郎 1997 副詞「はやう」とナリケリ、『純真紀要』38

高木一彦 1997 副詞と陳述詞―その意味構造について、『人文科学』35、大東文化大学紀要

安達太郎 1997 副詞が文末形式に与える影響、『広島女子大学国際文化学部紀要』3

佐野由紀子 1997 程度副詞の名詞修飾について、『日本学報』16、大阪大学

来田 隆 1997 抄物に於ける副詞シマウとシマスについて、『京都教育大学国文学会誌2728

小池 康 1997 副詞の共起変化の一考察―モダリティと共起する副詞を中心に、『筑波応

用言語学研究』4

林奈緒子 1997 程度副詞と命令のモダリティ、『日本語と日本文学25』、筑波大学

橋本佳美 1997  終助詞「もの」:「話し手の論理」による説明、『日本語・日本文化研究』第7号、大阪外国語大学

 

松田真希子 1998 アスペクチュアリティーを規定する副詞について ―-「既に」「次第に」「ずっと」、『国語学』192

佐野由紀子 1998 比較に関わる程度副詞について、『国語学』195

阿久沢忠 1998 源氏物語の副詞「つゆ」の用法、『湘南短期大学紀要』9

松田真希子 1998 アスペクチュアリティーの規定に携わる副詞群について−共起状況からの分析の試み−、『日本語・日本文化研究』第8号、大阪外国語大学

今西利之 1998 副詞「まるで」についての一考察−「ように」と共起する場合−、『日本語・日本文化研究』第8号、大阪外国語大学

 

岩城裕之 1999 方言語彙の個人性と社会性―-安芸方言二地点の数量副詞にみる―、『国語学』196

岩城裕之 1998 大崎下島大長の数量副詞語彙にみる個人性と社会性―数量<多>と<少>のカテゴリーの場合、『国文学攷』160、広島大学

安光裕子 1999 畳語「しばしば」「たびたび」「とぎどき」「をりをり」についての一考察、『日本語表現法論攷』渓水社

于  康 1999 江戸時代に於ける副詞的不定語の表現性について、『日本語表現法論攷』渓水社

于  康 1999 第5章 副詞的不定語の意味用法と構文的機能の史的変遷、『日本語における不定語の構文的機能に関する歴史的研究』渓水社

小矢野哲夫 1998 モダリティ副詞の文章上の機能、吉田金彦編『ことばから人間を』昭和堂

兪 暁明 1998 いわゆる副詞の連体修飾について―「直接型」の構造を中心に、『岡大国文論稿』26

盧 賢珠 1998 文副詞としての「―も」の考察―「幸い」と「幸いにも」を中心に、『岡大国文論稿』26

井上博嗣 1998 古代語の陳述副詞について―“よも”の場合、“また・または・またも”と“世に・世には・世にも”の場合―、『女子大国文』123,124、京都女子大学

吉 井健 1998 現代語副詞の意味用法の記述(1) ―「ぜひ」と「どうか」、『文林』32、神戸松蔭女子学院大学

小池 康 1998 副詞一語文に関する意味と自然さの計量的研究、『日本語と日本文学』27、筑波大学

杉村 泰 1998 否定構文に現れる副詞とモダリティ、『ことばの科学』11、名古屋大学

山口尭二 1998 反語副詞「なにが」の形成、『仏教大学文学部論集』82

時 衛国 1998 中国語と日本語における程度副詞の対照研究―「最」「頂」と〈最も〉〈一番〉、『語学教育研究論叢』15、大東文化大学

大島潤子 1998 日本語と中国語の比較を表す程度副詞をめぐって―「もっと」と“更” 、『国文目白』37、日本女子大学

渡辺史央 1998 日本語の副詞「ずいぶん」の一考察―モダリティ形式と人称との関連から、『神戸大学留学生センター紀要』5

 

岡崎友子 1999 いわゆる「近称の指示副詞」について、『語文』73、大阪大学

坂元宗和 1999 多数、頻回を意味する副詞イ―上代歌謡における接頭辞イと助詞イの見直し、『国学院雑誌』100-6、国学院大学

小池 康 1999 小説の用例に見るモダリティ副詞と共起成分の変遷、『筑波応用言語学研究』6

林奈緒子 1999 指示機能をもつ程度副詞に見られる制約について―「こんなに」「あんなに」「そんなに」を例に、『言語学論叢』18、筑波大学

工藤真由美 1999 否定と呼応する副詞をめぐって―実態調査から、『大阪大学文学部紀要』39

井上博嗣 1999 中古に於ける指示副詞「さ」の程度副詞・陳述副詞化について,(2)―源氏物語を資料として,源氏物語以前の物語作品を資料として、『女子大国文』125、京都女子大学

川添 愛 1999 日本語遊離数量詞と量化―後置存在量化詞と副詞的量化詞―、『九大言語学研究室報告』20

葛金龍 1999 日中同形漢語副詞「全然」についての比較研究、『愛媛国文と教育』32、愛媛大学

時衛国 1999 中国語と日本語における程度副詞の対照研究―「更」「再」と<もっと><さらに>―、『コミュニケーション科学』10、東京経済大学

時衛国 1999 中国語と日本語における程度副詞の対照研究―「比較」と<比較的>―、『富山大学人文学部紀要』31

天野政千代 1999 『言語要素の認可―動詞・名詞句・副詞』研究社出版

 

2000

中川祐治 2000 極度・高度を示す程度副詞と係り結びの交替―『天草版平家物語』とその原拠本との比較を通して―、『国語学』200

中川祐冶 2000 古代語における極度・高度を示す程度副詞の機能と体系―相互承接を手がかりとして―、『国語学』200

中川祐治 2000 相当度を示す程度副詞「さながら」の変遷―程度副詞と陳述副詞の連続性の視点から―、『広島大学教育学部紀要 第2部』48

山口尭二 2000 副詞「もし」の通時的変化とその周辺、『京都語文』6、仏教大学

井上博嗣 2000 中古に於ける指示副詞「さ」の程度副詞・陳述副詞化について(三)、『女子大国文』128、京都女子大学

西田亜紀 2000 中古の程度副詞「いと」「いみじく(う)」、『女子大国文』127、京都女子大学

杉本和之 2000 副詞「どうせ」の意味と機能、『愛媛大学教育学部紀要2 人文・社会科学』33-1

宮崎聡子 2000 判断文における否定呼応副詞の諸相―モダリティ形式との共起制限による考察、『岡山大学言語学論叢』8

杉村 泰 2000 事態成立の確実性を表す副詞について―カナラズ、キマッテ、タシカニ、カクジツニ、『ことばの科学』13、名古屋大学

山崎貞子 2000 情態副詞の用法の変化について―「しばし」と「しばらく」の比較から、『横浜国大国語研究』17/18

播磨桂子 2000 副詞「随分」などについて、『日本文学研究』35、梅光女学院大学

李  楠 2000 中国語副詞“太”と日本語副詞「あまり」、『無差』7、京都外国語大学

林奈緒子 2000 比較構文に出現する程度副詞について―「さらに」の分析を中心に―、『筑波応用言語学研究』7

呉 鐘烈 2000 局面動詞について―「〜始める」と「〜出す」形の副詞的修飾成分との共起関係を中心に―、『日本語と日本文学』31、筑波大学

朴 才煥 2000 副詞「しかしか(と)」小考、『湘南文学』34、東海大学

川端元子 2000 聞き手への行為要求表現と程度副詞―共起制限理由の再検討、『名古屋大学国語国文学』86

坂詰力治 2000 動詞に助詞「て」を付して転成した副詞―「わきて(分)」と「わけて(分)」を中心に―、『桜文論叢』51、日本大学

小矢野哲夫 2000 評価的な意味──副詞『どうせ』を例にして、『日本語 意味と文法の風景──国広哲弥教授古希記念論文集──』ひつじ書房

益岡隆志 2000 『日本語文法の諸相』くろしお出版 

仁田義雄・村木新次郎・柴谷方良・矢澤真人 2000 4 副詞的修飾の諸相、『日本語の文法1 文の骨格』岩波書店

金水敏・工藤真由美・沼田善子 2000 陳述副詞とその他の形式、陳述副詞、陳述副詞と語彙的否定形式との共起、形式副詞「まで」「だけ」「ばかリ」「くらい」、『日本語の文法2 時・否定と取り立て』岩波書店

工藤 浩 2000 副詞と文の陳述的なタイプ、森山卓郎・仁田義雄・工藤浩『日本語の文法3 モダリティ』岩波書店

森山卓郎 2000 『ここからはじまる日本語文法』ひつじ書房

 

?  燕 2001 畳語副詞の意味―成分の意味とのかかわり、『同志社国文学』54、同志社大学

井本 亮 2001 位置変化動詞の意味について―副詞句の解釈との対応関係と語彙概念構造、『日本語文法』1-1、日本語文法学会

柴田 敏 2001 指示副詞+係助詞〉の諸形式について、『日本語と日本文学』33

吉井 健 2001 副詞「かつがつ」について、『万葉』177、万葉学会

坂詰力治 2001 副詞「ふつに」「ふつと」考、『東洋大学文学部紀要日本文学文化篇 文学論藻』75

李 澤熊 2001 副詞(的機能を持つ表現)の意味分析―思わず,無意識に,我知らず,知らず知らず,いつの間にか,いつしか、『世界の日本語教育』第11号、国際交流基金

上田俊介 2001 話し言葉における暗示的「も」と文脈、『日本語・日本文化研究』第11号、大阪外国語大学

仁田 円 2001 仮定的な時の副詞節について―「とき(に)は」を中心に―、『日本語・日本文化研究』第11号、大阪外国語大学

 

山田 潔 2002 『玉塵抄』の副詞語彙() 、『學苑』738

李 澤熊 2002 非意図的であることを表す副詞(的機能を持つ表現)の意味分析─うっかり(と)、うかうか(と)、うかつに、うかつ─、日本語科学(12)国書刊行会

仁田義雄 2002 『新日本語文法選書3・副詞的表現の諸相』くろしお出版

野田尚史・益岡隆志・佐久間まゆみ・田窪行則 2002 (f)長田久男の連文的職能の発動に関与する品詞:持ち込み詞と接続副詞等、『日本語の文法4 複文と談話』岩波書店

奥野忠徳・小川芳樹 2002 第4章 副詞の作用域、『英語学モノグラフシリーズ9 極性と作用域』研究社

小池 康 2002 副詞の共起形式に関する史的変遷─推量のモダリティ副詞を中心に─、日本語科学(12)国書刊行会

 

鈴木博雄 2003 言語類型論における副詞の主体的役割について―Rakowski and Travis(2000)の副詞論、『學苑』759

唐先容・加藤久雄 2003 中国語・日本語パラレルコーパスを用いた小さな程度を表す副詞に関する考察、『奈良教育大学紀要 人文・社会科学』52

謝 新平 2003 「ところヲ」構文のいわゆる副詞句類について、『比較社会文化研究』14

趙  宏 2003 明治二十年代の速記資料における程度副詞の文体的特徴をめぐって、『学芸国語国文学』35

成岡恵子・ヘイズ・高野園 2003 談話における指示副詞「こう」のインターアクショナル機能、『日本女子大学大学院文学研究科紀要』9

鈴木博雄 2003  Guglielmo Cinqueの副詞階層論について、『學苑』751

大石 強 2003 副詞用法の形容詞句と名詞句、『欧米の言語・社会・文化』9

清水教子 2003 『権記』における副詞 : 情態副詞を中心として、『ノートルダム清心女子大学紀要 日本語・日本文学編』27

北原保雄監修・編 2003 名詞句の格と副詞の機能、『朝倉日本語講座5・文法I』朝倉書

  店

高橋太郎 2003 『動詞 九章』ひつじ書房

 

飯島英一 2004 『日本の猫は副詞で鳴く、イギリスの猫は動詞で鳴く』朱鳥社

葛金龍 2004 日中程度副詞「あまり」と " "の対照研究、『国際文化学』(10)

林雅子 2004 情態副詞をめぐって、『龍谷大学国際センター研究年報』13